南極観測50周年記念特別局 8J1ANTと南極昭和基地の8J1RLとの間での交信は無事成功の模様
CQ Hamradio編集部の沖田OM(JA1CCN)からの情報によると、1月27日に試みられた、南極観測50周年記念特別局である8J1ANTと、南極昭和基地のアマチュア無線局である8J1RLとの間での交信は、無事成功したと言う事です。
沖田OMによると、10MHz帯で交信を試みたところ不調で、14MHz帯にQSYした所、かなり厳しい状態でCWによる交信に成功したと言う事です。また、SSBでの交信に挑戦した所、昭和基地側には良好に入感したそうですが、日本では8J1RLのコールサインは確認できたものの、RSレポートの確認には至らなかったと言う事です。
#交信成功おめでとうございます(確か3回目の挑戦だったと思います)。なお、現在8J1ANTは移動する局と移動しない局が別々に免許されており、移動する局は全国各地で運用が行われていますが、今回の固定局での運用中に「同じコールサインの局が、同じバンドで運用しているのはどういうことか?」とコールサインを言わない局に説明を求められたそうです。電波法上、コールサインが同じでも、免許状が別々に発給されている場合は別の局となりますので(IARUワールドチャンピオンシップにおける、日本のHQ局もこう言う運用がなされていますね)、みなさまのご理解をどうぞ宜しくお願い申し上げます。
TNX JA1CCN