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2007年04月10日

FlexRadio Systems「FLEX-5000」

「JI3GAB/blog」の記事によると、最小限の高周波アナログ部分を除いて、ほとんどの処理をパーソナルコンピュータ上のソフトウェアで行うSoftware Defined Radios(SDR)技術を使用したトランシーバー「SDR-1000」で知られるFlexRadio Systemsより、新型のSDRトランシーバーである「FREX-5000」が発売されるようです。

同記事によると、

160m~6mまで100W出力の送信部、完全なサブ受信機(オプション)によるSO2R対応等々の機能面の他、アナログ部分の設計についても見直し、性能向上を実現しているとのことです。

と言う事で、手持ちのパーソナルコンピュータと接続して使用するFLEX-5000Aに加え、コンピュータその物を内臓したFLEX-5000Cや、さらに液晶タッチパネルスクリーンとチューニングダイヤルが付属するFLEX-5000Dと言う3タイプが用意される予定だと言う事です。

なお、お値段は、FREX-5000Aが2499ドル(約298000円)、FREX-5000Cが4499ドル(約537000円)となるそうです。

詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#う~ん、かなり興味深い製品なのですが、ちょっと試して見よう...と言う金額では無いですよね(汗)。

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実用的なSDRトランシーバーを販売してい [Read More]

コメント

なかなかの意欲作のようですね。簡単に試せる価格ではありませんし、せめて輸入代理店があれば、日本語による情報も耳に入りやすくなると思うのですが…

メーカー製のリグがDSPを多用するようになって久しいですし、ソフトウェア次第でいかようにも改良できるところが、SDRの真骨頂だと思います。

これからのリグは、アナログ型とデジタル型の二極分化が進んでいくのでしょう。同様にこれからのハムも、デジタル信号処理とプログラミングの知識を蓄えねばならぬようです。

面白い情報ありがとうございます.
FAQを見たら,FREX-5000Dは300W出力って書いてありますね.値段は$10kくらいになるんでしょうか^^;
しかし,無線機の寿命って20年くらいは平気でありますが,いくつかのモデルに内蔵されるWindows XPの余命は数年でしょう.どうするんだろう.Anit-Virusソフトも別に買わなけりゃいけないでしょうし^^;;
そもそも,なんでWindowsにしたんだろう.

岡田さん、こんにちは。

>せめて輸入代理店があれば

う~ん、こう言う金物は、それなりの体制(保守・メンテナンンス部隊)が必要ですので、代理店をやろうと言う会社は、日本では少ないかも知れません(汗)

>デジタル信号処理とプログラミングの知識を蓄えねばならぬようです。

新しいアマチュア無線の楽しみ方として、そう言う方向性も出て来るでしょうね(欧米では、すでに盛んになっているようですが)。

#楽しめる分野が広がって行くのは、大変良い事だと思います(デジタル系の技術での遊びが広がる事は、長い目で見ると、若者の増加に繋がるでしょうし)。

稗田さん、こんにちは。

>値段は$10kくらい

どうやら受注生産くさい(笑)ですから、やはりそれなりのお値段になるのではないかと...。

#(所謂)フルオプション状態のタイプなんでしょうね。

>Windows XPの余命は数年でしょう

多分、実質的な処理を行うソフトウェア(PowerSDR)が、まだVistaに正式に対応していないからだと思いますが、いずれ対応してVistaを載せて出荷する事になるんじゃないでしょうか。

#個人的には、せめてEnbedded XPを使って欲しかったですけど(笑)

>そもそも,なんでWindowsにしたんだろう.

1)実際の商売として考えると、Windows以外のOSでは成り立ちにくい。
2)Windowsは多様なサウンドカードにAPIレベルで対応している(サウンドカードごとに細かい対応を行う必要がない)。
3)そもそも会社にWindows系の技術者しかいない。

とかの理由じゃないでしょうか(笑)

#たとえばLinuxに対応するとなると、多様なディストリビューションに対応せざるを得なくなりますので、商売としては難しくなるんじゃないかなと(Ubuntu限定とかだったら出来そうな気もしますけど(笑))。

> それなりの体制(保守・メンテナンンス部隊)が必要

確かにおっしゃる通りですね。
…となると、やっぱり個人輸入しかないかぁ。

> そう言う方向性も出て来る

…というよりは、「もはや避けては通れぬ道」だと私は考えています。
これからのハムは、プログラミングにも明るくないと、生き延びていけないと思うのです。

また、稗田さんの

> そもそも,なんでWindowsにしたんだろう.

という素朴な疑問についてですが、私も白原さんが挙げた3点に集約されると思います。

特に1番は、例え国家レベルでも今さら覆せない現実でしょうから、営利企業として必然の選択だったと思います。もし、安易にLinux等を採用して敷居を高くすれば、SDRの普及を阻害しかねませんもの。

岡田さん、おはようございます。

#夜更かしせずに、早寝しましょうね(笑)

>これからのハムは、プログラミングにも明るくないと、生き延びていけないと思うのです。

う~ん、これはどうでしょうか(汗)

自分の経験から考えると、コンピュータのプログラミングは、向いてない人にはとことん向いていない分野だと思いますし、無線通信に関しては、完全にアナログで構成する事が可能ですから、必ずしもプログラミング能力は必要ないのではないかと。

#もっとも、コンピュータ上のソフトウェアを使用する能力が必須になって行くのは、論を待たないとは思いますが。...でも、20年前は(現在バリバリにコンピュータを利用している私の友人たちでさえ)「俺は絶対コンピュータなんて使わない。だって俺の人生に必要ないぢゃん」って言ってましたけどね(笑)

どんどん話題がそれていきますね。ホドホドにしておきましょう!(汗)

#早朝のDXingにしては起床が早すぎませんか?(笑)

> 向いてない人にはとことん向いていない

まさに私がその典型例なので、よくわかります。

しかし、電子ログの管理にスクリプト言語が扱えると便利なように、これからのハムが「アマチュア無線"技士"」として身につけておきたいスキルの一つではないかと思いますよ。

> 必ずしもプログラミング能力は必要ない

おっしゃる通りかもしれません。でも、知識として身につけているか否かが、近い将来大きな差となって自分に跳ね返ってくるでしょう。それは、私自身の実体験でもあります。

#昭和59年4月期の2アマ試験で、初出問題に論理演算が出てきたときは、時代の流れを感じました。もう、あれから23年が経過していますが、まんざら誇張でもないでしょう。

こんばんは。A/Dコンバータを内蔵にするのはいいと思うのですが、CPUを組み込むことに関してはどうなのかなと感じています。単なるPC部分の組込み以上の、基本性能に関わるような統合であれば意味はあると思いますが、今のところの情報を見る限りではそうではなさそうです。もちろん、一体になっていた方が便利なことはあるでしょうが。

XPを載せるのは、今までのPowerSDRのプラットフォームとの連続性が一番大きいと思います。

お値段も高くなってしまいましたね。Softrockなどのキットはありますが、完成品でも、もうちょっとお手ごろなものが出てもいいかなと(出来れば国内メーカーから)。

岡田さん、おはようございます。

>起床が早すぎませんか?(笑)

いや、歳をとると朝が早くって(爆)

>身につけておきたいスキルの一つ

確かに、さまざまな局面で、ある程度のプログラミング技術(スクリプト言語やデータベース周辺)の知識があると便利なのは間違いないですよね。

>初出問題に論理演算が出てきた

このお話で、私は、数IIIで論理演算が教科書に出ているのに「受験に関係ないから」と言う事で授業ではオミットされた事を思い出しました。

#当時の数学の先生は、コンピュータ技術がここまで一般的に利用される事は、全く想像してなかったんでしょうね(苦笑)

> CPUを組み込むことに関してはどうなのかな

同感です。
PCの進化は無線機よりもはるかに速いですから、全てを一体化するメリットはさほど多くないでしょう。

> いや、歳をとると朝が早くって(爆)

何をおっしゃいますか!(爆)
やはり、プログラマーの生活は根暗タイムでないと…(謎)

> ある程度のプログラミング技術の知識があると便利

それに、基礎知識として知っているか否かも、その後の応用力に影響すると思いますよ。要するに、「応用数学」における「基礎数学」みたいなものですね。

> 数IIIで論理演算が教科書に出ている

え?マジですか?覚えてない…(大汗)

#復習のために教科書を保存してあるから、そのうち発掘して確認しておこう(爆)。

井上さん、おはようございます。

>CPUを組み込むことに関してはどうなのかな

多分、一体としてのトランシーバー(IC-7800やFT DX-9000のような)に見える方が、営業的にメリットがあると考えたからじゃないでしょうか。

#モニターとキーボードと同軸を繋げば、即運用できます...と言う部分に惹かれる方もおられるような気がします。

>完成品でも、もうちょっとお手ごろなものが出てもいいかなと(出来れば国内メーカーから)。

そうですね。

ただ、某メーカーがすでにSDR-1000を入手して研究中と言う話は聞いていますが、日本のアマチュア無線機器メーカーには、ソフトウェアエンジニアが(今のところ)少ないのが現状だそうですので、安価に製品化できるかどうかは難しい所かも知れません。

#個人的にはICOMさんに期待しているのですが(笑)

>にこれからのハムも、デジタル信号処理とプログラミングの知識を蓄えねばならぬようです。

岡田さんはまだお若いのですから,デジタル信号処理とプログラミングの知識に加えて,英語能力もぜひ蓄えてください。

櫻井さん、こんにちは。

> 英語能力もぜひ蓄えてください

そんなぁ~(号泣)

若気の至りも限界を超越していた私も、今や立派(?)な中年です。持病に対する知識は(専門外の)主治医を凌駕するほど蓄えましたが、医学の進歩が早すぎて引退しました。今は、CWのスキルを身につけるので精一杯ですぅ~

#お目汚しで申し訳ない>ブログ関係者各位

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