Special Events to Commemorate 95th Anniversary of Titanic Tragedy
ARRLのサイトのニュースによると、悲劇の客船として知られるRMS タイタニック号(搭載無線局のコールサインはMGY)が、1912年4月15日に氷山に激突して沈没してから95周年である事を追悼して、いくつかの記念局が運用されるそうです。
1)W0S&GB2MGY
W0S(コールサインはタイタニック号が「White Star Line」社所属であった事に由来する)が、Nixa Amateur Radio ClubとSouthwest Missouri Amateur Radio Club (SMARC)のメンバーにより、4月14日の13:00~4月14日の24:00(UTC)に、米ミズーリ州のTitanic Museumから運用されるそうです。
この記念局の設備は、ICOMから貸与されているそうで、
Look for W0S on or around these frequencies: SSB, 3.860, 7.260 and 14.260 MHz; CW, 3.560, 7.060 and 14.060 MHz. Operators will be listening 2 kHz up for calls.
と言う事です。
また、この記念局に対応して、英国のベルファストから、記念局のGB2MGYが運用を行うそうです。
2)GB95MGY
タイタニック号の無線通信士だったJack Phillipsさんの故郷である英国のGodalmingから、Wey Valley Amateur Radio Groupのメンバーにより、4月14日の10:00~4月16日の05:47(UTC)まで、GB95MGYが運用されるそうです。
この記念局は、タイタニック号が沈没するまで「SOS」を送信し続けたPhillipsさんの勇気を讃える物と言う事で、運用はCWのみで行われ、80m帯~15m帯の、バンド端から15kHz上の周波数で運用されるそうです。
3)W1MGY
米マサチューセッツ州のTitanic Historical Society Museumから、4月14日の14:00~20:30に、W1MGYが運用を行うそうです。
4月14日のこの局の運用は、40m帯と20m帯を中心として行われるそうですが、週末には他のバンドでも運用が行われると言う事です。
なお、詳しくは上記のリンク先をご覧ください。
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