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2007年05月21日

JARL第49回通常総会「晴れの国 おかやま総会」の写真レポート


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総会会場前立て看板(JN4QIN、7J3AOZ)

5月20日に岡山県倉敷市の児島文化センターで行われた、JARL(社団法人日本アマチュア無線連盟)の第49回通常総会「晴れの国 おかやま総会」の写真レポートを掲載します。

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前夜祭会場のせとうち児島ホテル
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せとうち児島ホテルから望む瀬戸大橋
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総会会場の児島文化センター
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総会総合案内
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各エリアごとの参加受付ブース
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メーカー展示ブース
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Vertex Standard FT-450
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Vertex Standard FTM-10
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KENWOOD TM-V71
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総会記念局 8J49JARL運用ブース
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総会議場内
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質問に答えるJARL原会長(JA1AN)
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質問を行う草野OM(JA1ELY)
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総会委任状集計表
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総会終了後の挨拶を行うスタッフのみなさん

#総会運営スタッフのみなさま、お疲れ様でした。なお、筆者(7J3AOZ)は前夜祭には参加しておりませんので、前夜祭の写真はありません。今回の総会で印象的だったのは、何と言っても1916通の委任状を集めた草野さん(JA1ELY)の2時間弱に及ぶ質問だったと思います。

Picture by 7J3AOZ,JL3DYW

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コメント

投票権の行使と取材活動、お疲れ様でした。

議場でのビデオ撮影は許可されていたのでしょうか?JA1ELY草野氏のPLCに関する質疑応答が、何らかの形で公開されると良いのですが…

来年は、「公益法人制度改革」に関する議題で紛糾するのでしょうね。そろそろ本格的にアマチュア無線界の将来を考えないと、自らの首を絞めることになりかねないような気がします。もちろん、それが私の幻覚・幻聴でなければ困りますが…

 私も総会に出席してきました。白原さんを一度遠くの方でお見かけしましたので、ご挨拶をしなければと思いつつ、そのままになってしまいました。失礼しました。私は新幹線で日帰りしてきました。PLC問題も何か新しいものがあるかと思ったのですが、あれ以上は望めないのでしょうかね?来年は高知まで行く旅費が捻出出来るかどうか心配ですが、今からへそくりでも貯めますか!hi

 公益法人についてですが、なぜJARLは公益法人でなければならないのか私には分かりません。理事者達はそのメリット、デメリットを会員にもっとわかりやすく説明をするべきです。今の活動状況であれば公益法人に無理をしてまでもすることは無いと思うのですが...。一般法人ではだめなのですかね?

私は白原さんの3列ほど後ろに座っていましたが、左右とも他の人がいたので見てるだけ。
ビデオカメラは会場袖で回ってました。
写真は皆さんかまわずばんばん撮っていましたし、撮るなとの制止も無かったです。
今回の議事録はPDFで出すよう飲ませていたので楽しみにしています。
来年はインターネットのストリーミングでおうちから見れたらいいな。
視聴制限はJARL Webの会員ページ同様の制限掛ければいいし。
映像が無理ならせめて音声だけでもやってほしいものです。

岡田さん、おはようございます。

>投票権の行使と取材活動

まあ、今回は投票する形での議決は無かった(拍手で承認でした)ですし、どちらかと言うと前夜の宴会と観光(笑)、当日のアイボールが主な目的でした。

#せっかく新しいデジカメを買ったので、それなりに写真は撮りましたが...あまり使える写真が無かったですね(汗)

>議場でのビデオ撮影

撮影に関しては、特に制限されていたようには思えませんでした。私はビデオカメラを持っていませんので、そもそもビデオ撮影は出来なかったのですが。

#ただし、撮影したとしても、ネット上での公開が許可されるのかどうかは、私にはわかりません。

>何らかの形で公開されると良いのですが…

総会の議事録には、間違いなく記録されると思います。確か、出来上がった時点でJARLより購入(?)出来たと思います。

>「公益法人制度改革」に関する議題で紛糾

その可能性はありますね。ただし、来年は役員改選の年ですので、定款の変更を伴う議題は取り上げず、再来年の総会で取り扱うのではないかと言う観測もあるようです(ちなみに、再来年の総会は、北海道か信州で行われる可能性があるそうです)。

>アマチュア無線界の将来

日本のアマチュア無線の将来がJARLと共にあるかどうかは、日本のアマチュア無線家の判断/選択になると思われますが、個人的には、「古い皮袋に新しい酒」を入れる形での、JARLの(ソフトランディングな)再構築が行われる事を望んでいます。

ライブなら おおさか・いけだ総会 で,白原さん たちのご尽力で試みて,よい反響がありましたが,その後の総会で続きませんでした。

慣習を打ち破ることに抵抗のある JARL にとって,議長団を開催エリア外からの人だけで構成するのは初めてです。画期的 !!

しかし,とても及第点はあげられません。関連質問をまとめる場合がありますという,冒頭の議長の挨拶は,今回も“お題目”だけでした。

専務理事が的はずれな回答をしても,議長は牽制せず,単に質問者との中継ぎをするだけ。これなら,議長団(副議長も補佐していない) の意味がありません。

何より,PLC 問題は,はぐらかされてしまったという,予測どおりの運びでした。残念。

田原さん、おはようございます。

総会にいらしてたんですね。お会いできませんで残念でした。まあ、今週末には確実にお会いできると思っております(笑)

>あれ以上は望めないのでしょうかね?

う~ん、JARL本店の認識は「PLC問題に関しては(諸般の政治的事情により)条件闘争に切り替えたのだ」と言う事だと思うのですが、この辺の話を(政治家的な答弁ではなく)率直にわかりやすく説明すれば、説得力もあるのかも知れませんね。

なお、草野さんの質問に対して、海江田専務理事が「(所謂)アマチュアバンドに対するノッチに関しては、PLC-Jのメンバー企業の出す製品に関しては、(法に明文化されていなくとも)必ず実装して頂くように約束が出来ている」と答弁しておられました。

#が、いずれにしても、実際に海外のPLC-J未加入のメーカー製のPLCモデムが、日本で形式認定されて流通しているのは事実ですし、そのPLCモデムがアマチュアバンドに妨害を与えるのは確認されている訳なのですが(苦笑)

>来年は高知

なんでしたら、来年はうちの車に便乗されますか?(笑)

#うちも交通費が安くなって助かりますし(爆)

>なぜJARLは公益法人でなければならないのか

私も疑問に思っているのですが、この辺は総務省との(政治的にややこしい)関係が影響しているのではないかと推測しています。

#まだお金があるうちに、株式会社JARLにしたらいいんじゃないかなと言う気もしますけど(笑)。資本金20億の会社は、なかなかありませんよね。

まあべるさん、おはようございます。

>列ほど後ろに座っていましたが

あらあら、声をかけて下されば(笑)

>今回の議事録はPDFで

あ、そう言えばそう言う話でした。JARL会員専用ページで公開されると言う事でしょうね。

>インターネットのストリーミング

坂井さんのコメントにありますように、池田の総会では音声のストリーミングを行ったのですが、その後の総会で引き継がれる事はありませんでした。最近は、インターネットによるリアルタイムのストリーミングは、当時よりずっとやりやすいはずですので、是非来年の総会ではやって欲しいですね。

坂井さん、おはようございます。会場でアイボールして頂きまして、ありがとうございました。

>議長団を開催エリア外からの人だけで

そうですね。ただ、「画期的」な事なのか、「しょうがないから」なのかは、なかなか難しい所だと思います。

#例えば、総会のシンボルは、岡山県支部長から四国地方本部長に受け渡されました。本来なら、中国地方本部長から渡されるのが通例のはずなのですが...。

議長団の対応に関しては、坂井さんの仰るような印象を私も持ちましたが、遠隔地(関東と中部)からのメンバーで構成された議長団ですから、開催地のスタッフ(と議事運営委員会)との充分な事前調整が行うのが難しく、結果的に場当たり的な対応にならざるを得なかったのではないかと推測しております。

白原さんを始め、皆さんのコメントで大筋がわかりました。どうもありがとうございます。

JARLの「公益法人制度改革」に対する説明は、公式サイトかJARL NEWSあたりでざっと読んだ覚えがありますが、「法人格を維持しないと総務省への陳情や業界との調整ができなくなる」といったことが、主な理由だったと思います。

米国流で言えば、いわゆる「ロビー活動ができない」ってことですが、日本の場合は所轄官庁の天下りを受け入れることが第一条件ですので、「その資格を維持するためにも、法人格の維持が絶対条件」ってことだと解釈してました。間違っていたら、ごめんなさい。

岡田さん、今晩は。

>米国流で言えば、いわゆる「ロビー活動ができない」ってことですが、

現在のJARLは総務省配下の社団法人ですから、いずれにせよ(政治的な意味での)ロビー活動は出来ないですね(汗)

米国の例を取ると、ARRLはFCCの傘下にある訳ではないので、自由にロビー活動が出来ますし、FCCに対して訴訟を起こす事も出来ますが、JARLはそれが出来ないと言う事です。

#要するに、子会社が親会社に訴訟を起こす事は(法的に可能でも)事実上は難しいと言う事です。何せ、社団法人格を認可しているのは総務省な訳ですから(苦笑)

ですので、総務省(乃至旧郵政省)の官僚を受け入れたり、政治家と仲良くしたりする事によって、政治的なプレゼンスを保とうと言う事をやっているのだと思います。

#要するに社団法人である以上、単純な「趣味の同好会」ではいられない訳で、この辺の事はJARLの会員(社員)がしっかり理解して置く必要があるでしょうね。

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