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2007年05月25日

PLC(高速電力線搬送通信)に関する「電波監理審議会審理」は審理中止

「HF-PLC Watching Site」の記事によると、5月24日に行われたPLC(高速電力線搬送通信)に関する「電波監理審議会審理」は、審理中止になったそうです。

同記事によると、

実際の審理に入る前に異議申し立て人より,電波監理審議会が行う審理及び意見の聴取に関する規則第十条に基づいて,主任審理官である西本氏が昨年9月の無線設備規則等の省令改正案を適当と認めたこと等審理の公正を妨げるような事情があるとして忌避する申し立てがなされました。

との事で、この結果、審理が中止される事になったそうです。

詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

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コメント

国に係わるもめ事全般に言えますが,審判が向こう(国・業界)の味方ですから一般市民はなかなか勝てないですね.裁判だってそうですから.
アマチュア無線家も,無線に関係あることは市民の立場,他は今の与党任せということは自己矛盾と認識すべき時期かもしれません^^; アマチュア無線と地球環境のために今の政府与党と全面的に戦う時期でしょう^^;

稗田さん、今日は。

>一般市民はなかなか勝てないですね.

そうですね(汗)

でも、今回は、そもそも利害関係のある審理官の忌避に成功している訳ですから、今のところは行政訴訟団側に有利に進行しているんじゃないでしょうか。

>全面的に戦う時期でしょう^^;

私個人はそう思っているのですが、いかんせん、選挙権が無いものですから、意見を申し上げる以外の事は何も出来ません(苦笑)

#私は、日本の行く末は日本人が決定すべき事で、外国人に(少なくとも国政に関する)選挙権を与えるべきでは無いと考えています。まあ、地方自治に関しては「市民」と言う概念があっても良いとは思っていますが。

いずれにせよ、今年は日本人が、今後の日本のあり方を決めるターニングポイントだと思いますので、日本のみなさんの賢明な判断を期待したいと思っております。

そもそも三権分立が有名無実なのですから、司法府が行政府や立法府の意向をくむのは当然です。最初から結果は見えていましたが、一石を投じた原告団の草野氏らの尽力には、とても感謝しています。

>今年は日本人が、今後の日本のあり方を決めるターニングポイント

残念ながら、その機会は1970年代を最後に終わりを告げています。私と同じ五無の世代ならおわかりだと思いますが、とっくの昔に国民の考える力は消滅し、議論のなんたるかも理解していません。今が楽しければ、それで良いのです。

夏の参院選で、自民党が単独で200議席(細かい数字は自信なし)を確保すれば、2011年に憲法改正が実現します。しかも、たった3人の国民投票で成立するのです。ここまでくると、もう笑っちゃいますね。

そんな日本に変革させるシナリオを書いた人間は、いったい誰なんでしょうねぇ。たった10年や20年で実現できることじゃないんです。だからこそ、心底尊敬しちゃいますよ。はい。

岡田さん、おはようございます。

>そもそも三権分立が有名無実

行政訴訟には、色々と問題があると言う事は、国側も認識しているようですが、「有名無実」と言う事には、今のところなっていないと思うのですが...。

>私と同じ五無の世代

う~ん、確かに政治に無関心(かつ生き方が刹那的)な方は多いように思いますが、そうでない人の方が多いからこそ、日本社会は(おおむね)平穏なのではないでしょうか?

また、「私は五無主義の世代だから」と言うエクスキューズを入れて、評論家になってしまうよりは、自分に出来る事を「小さな事からコツコツと」やって行く事が肝要なのではないかと思っています。

>シナリオを書いた人間

誰かがシナリオを書いたと言うよりは、米国の影響を受けやすい日本においては、米国の政治が右傾化した事により、日本の政治が右傾化した...と考えるほうが自然なような気がします。

従って、(現在予測されているように)米国の政治が穏健な方向に向かうと、日本の政治も穏健な方向に向かうのではないでしょうか?

#しかし、アマチュア無線のWeblogには、あまり似合わない話題ですね。話を振ってしまって申し訳ありません(汗)

私は、高校時代に熱弁をふるって悟りました。

「あぁ、この国は誰も危機感を感じていない。このまま放置すれば決して良い未来は訪れない。しかし、それもまた天命だ」と…

私にできることは、与えられた選挙権を必ず行使することと、口ごもった文句を言いながら遠巻きに成り行きを見守ることだけです。国政に何も期待しないし、どんな結果が出ても受け入れる。為政者のために死ぬ覚悟はとっくにできています。あとは沙汰を待つだけですが、誰もそれをしないでしょうね。

いずれにしても、アマチュア無線とはまるで関係ないし、楽しくもうれしくもない話題ですね。私もなるべくコメントしないように気をつけているのですが、たまに堪忍袋の緒が切れて、その資格もないのについつい苦言を呈してしまいます。申し訳ないです。

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