パナソニック コミュニケーションズが雑音耐性を高めたPLCモジュールを発表
EETIMES Japanの記事によると、6月11日~15日に開催された「Interop Tokyo 2007」において、パナソニック コミュニケーションズとパナソニックCC宮崎が、電力線に接続されている機器の雑音に対する耐性を高め、従来品より高速なデータ伝送を可能にした、新型のPLCモジュールを発表したと言う事です。
このPLCモジュールは2007年末の出荷が予定されているそうで、同記事によると、
伝送路の雑音の大きさによって、変調度を変える『チャネル・エスティメーション』と呼ぶ機能
を実装した事により、30Mbps程度の伝送速度を確保したほか、
データ伝送に使用する周波数帯域を、従来の4M~28MHzから「少しだけ広げた」(同説明員)ことも、伝送速度の低下を防ぐことに寄与した。
と言う事です。
なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。
#このモジュールは、今後各種の家電製品に実装する事を前提としているようですが、「少しだけ広げた」と言う表現でもわかるように、じりじりとPLCを既成事実化して行こうと言う意思が感じられますね(苦笑)