JH3YKV's Amateur Radio News

両者のサイトによれば，「未だ何も決まってません」ってことですが，大手新聞ですから，しっかりした情報をえているんでしょうね．
おっしゃるとおり，もともとKenwoodもアマチュア無線関係は縮小傾向なので，これ以上の縮小や撤退がなければと思います．しかし，ビクターの「再建」のための統合ですから，ないとはいえないですね．

確かにＳＧＨさんが仰る通り、ビクターの再建が
メインですからね。ＩＣＯＭの某営業さんが危惧
していたケンウッドのハム部門の縮小は無い
話とは言えないと思います。

今晩は。

現在のケンウッドの社長さんは、オーディオ畑出身と聞いていますので、ビクターとの統合によるホームオーディオへの再参入は、望むところではないかと思います。

でも、無線機部門は好調のはずですから、これ以上のアマチュア無線部門の縮小は、無い...と信じたい所ですね。

＃もっとも100万円トランシーバーは出してくれないだろうなとは思いますが。

ちょっと決算を眺めてみました．順に「売上」と「営業利益」です（昨年度）：

・611億円　87億円　ケンウッド　（通信機部門）
・311億円　46億円　アイコム　（全社）
・219億円　13億円　バーテックススタンダード　（全社）

...貢献された方も多いかと思いますが:-)，
ケンウッドって，もともと規模もデカいですが，それにも増して通信機部門（だけ）はたしかに好調で，一昨年度比で4％の増収増益．
当面，安泰そうです．

ただ，“デジタル業務用無線機器”に注力すると言っているのが，びみょー:-)

以下はGoogle様に訊いた結果ですが，

無線機市場の世界シェアは，
１位　60％　モトローラ，
２位　 8％　ケンウッド，
３位　 5％　アイコム．

アマチュア無線機に限ると状況は異なり，
アイコムが「国内で48％，全世界で38％のシェア」だそうです．（金額なのか台数なのかは不明．）

今回の件で引き受け先となるスパークスグループというのが、例のHOYAとペンタックスの統合→TOBに大きく関与していることを考えると、マイナス思考になってしまいますねぇ。ファンドって「企業価値を高める」とよく言っていますが、高めたあとに売らなきゃ儲けが出ないですよね。

本林さん、おはようございます。色々と情報をありがとうございます。

ケンウッドの従業員数が4400人、ビクターが26000人と言う事ですので、ケンウッドの従業員当たりの利益はかなり大きいですよね。そう考えると、今回の経営統合に関しては、ケンウッドの社員の方は少し微妙な気分になっておられるかも知れませんね。

＞無線機市場の世界シェアは

多分モトローラのシェアが大きいのは、欧米における免許・資格不要無線機（日本における特小のようなもの）や、業務用ハンディ無線機の売り上げがほとんどではないかと思っています。日本でもFRSやGMRS相当の無線機が許可されれば、少しシェアも変わるかも知れませんね。

アマチュア無線機のシェアに関しては、昔（25年ほど前のイメージです（汗））は、八重洲＞ケンウッド＞ICOMと言うイメージがあったのですが、今はICOMが強そうですよね。

＃これも時代の流れと言う事でしょうか（笑）

能登さん、おはようございます。

＞マイナス思考になってしまいますねぇ。

むう、確かにそうですね（汗）

＞高めたあとに売らなきゃ儲けが出ないですよね。

詳しくないので良くわからないのですが、基本的に持ち株会社を設立して、その傘下にケンウッドとビクターを置く...と言う形に経営構造を変更すると言うイメージで捉えていました。

＃最終的に、企業価値を高めた上で売却すると言う話ではないと理解していたのですが、そう言う事じゃないのかな？（汗）