« ベルギー空軍 フーガ・マジステール退役記念局 ON47FOUGA | メイン | JARL長野県支部「会員の集い」 »

2007年09月23日

JARL「160mバンドにおける侵入電波について」

JARL(社団法人日本アマチュア無線連盟)のサイトの、「160mバンドにおける侵入電波について」に、9月21日付けで下記のアナウンスが掲載されています。

 160mバンドへの進入電波(ノイズ)は、本年春以降も何度となく入感を続け、最近も8月末、9月中旬にも断続的にではありますが入感が続いています。
 そのうえ、最近では7MHzバンドの低い方の周波数域にも、正体不明なノイズが確認されているのが実情です。
 短波帯の現状はクリアーな電波環境とはほど遠い状態であり、アマチュア無線家のみならず、短波帯を現役で使用している、船舶・航空関係を初めとした業務通信等や、短波放送等にも障害を及ぼしている模様です。

 総務省もこのような短波帯の電波環境の実情を十分に認識して、先にお知らせしているとおり、当該侵入電波が発信されている可能性が極めて高い中国主管庁に対しての調査依頼をおこなっている模様ですが、現在のところ調査依頼に対する回答が得られていないというのが現状のようです。

 JARLとしては、「アマチュア無線家を初めとした日本の短波帯利用者が、侵入電波により受けている深刻な状況を中国主管庁に完全に伝えていただいて、現状の把握を促すことが第一」と考え、総務省に対して再度本件に関する調査・対策の要請をいたしました。

#相変わらず、所謂「ドラゴンジャミング」は継続しているようですね。大変困った話だと思いますが、継続して抗議を行うのは重要な事だと思います。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://7j3aoz.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/5911

コメント

中国でしたか.私は,こういうことしそうな別の国が発信源と思ってました.
かつてソ連のウッドペッカーが盛んな頃,あるDXerがソ連の局とのQSOをボイコットしようとキャンペーンしてましたが,末端のアマチュア局とのQSOをボイコットしても,政府に影響を与えることは全くなかったと思います.そういう国でしたから^^;
中国に関しても,民衆が公害や,強制立ち退きなどで苦しめられている様子をTVで見るにつけ,QSOをボイコットしたり,相手局に困っている状況をアピールしても政府にはなんにも伝わらないだろうと感じます.
1日も早く国が民主化してくれることを祈るしかなさそうです.

おはようございます。

>こういうことしそうな別の国

まあ、あそこはOTHレーダーを使う理由が無いはずですから(苦笑)

>政府に影響を与えることは全くなかった

軍関係は、特にこの手の抗議を無視する傾向が強いですからね。

#これは中国に限らず、どこの国でもそうなんでしょうし。

>QSOをボイコット

そんな方がおられるんですか?(汗)

#自分が逆の立場になったら、アマチュア無線家として、かなり傷つくと思うんだけどなぁ。

>国が民主化

そうですね。ただ、政府が、軍事的にも大国になって、将来的にはアジアの盟主に...と考えているうちは、日本で考える形での民主化は難しいのかも知れませんね。

#もちろん、「弱ければ国が蹂躙される」と言う考え方を植えつけたのは、(所謂)先進国と言われる国々である事は間違いないんですが。

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)