カナダのレピータを妨害し続けた米国のハムに7000ドル(約82万円)の罰金
SOUTHGATE Amateur Radio Clubのニュースによると、カナダのシーモア山に設置されている、BCFMCA(British Columbia Frequency Modulation Communications Association)が運用しているレピータに、米国・ワシントン州在住のJames Grinton氏(K7VNI)が、およそ2年間に渡って妨害と嫌がらせを行った事に対して、米FCCは、同氏に7000ドル(約82万円)の罰金を課す事を決定したそうです。
なお、この妨害局の摘発において、カナダと米国のアマチュア無線家が協力し、探知・位置特定を行ったそうで、そのデータを元に米FCCはGrinton氏に警告を行ったそうですが、Grinton氏はFCCからの警告を無視し、妨害行為を止めなかったために今回の処置となったそうです。
詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。
#日本でも同じような事をする輩が存在しますが、筆者(7J3AOZ)は、日本のアマチュア局と総務省・総合通信局が協力する事で、摘発する事は出来るんじゃないかなと考えています。なお、先日、総合通信局の不法無線局探査システムであるDEURASのデモを拝見しましたが、当クラブのある局が発射した144MHz帯(FM)の電波をキャッチし、ほぼピンポイントで発射位置を特定していました。