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2007年12月27日

「初音ミク」が時計を合わせます

最近各所で話題になっている、クリプトン・フューチャー・メディアが販売している音声合成・デスクトップミュージックソフトウェア「VOCALOID 2 初音ミク」を使用したユニークな試みが、動画として公開されています。

電波時計は、福島県田村市(40kHz)と佐賀県佐賀市(60kHz)より送信されているJJYの電波で時計を合わせる仕組みになっていますが、この試みは、上記の周波数で「初音ミク」にJJYのプロトコルを「歌わせて」、パーソナルコンピュータのサウンドカードからの出力を、電線を多重ループにしたアンテナで「送信」し、電波時計に受信させて見ようと言う物だそうです。

実験が成功したかどうかは、上記の動画をどうぞご覧下さい。

#なお、本来のボーカリストとしての「初音ミク」の実力は、当ニュースの右サイドバーに表示されている「ミク時計」の「♪」をクリックしてみてください(音が鳴りますので、ボリュームに注意して下さいね)。しかし、サウンドカードの出力をそのままアンテナに繋いで...と言う発想は、アマチュア無線家はなかなか思いつかないかも知れません(思いつかないのは筆者(7J3AOZ)だけかしら(笑))。この動画は「ニコニコ動画」で公開されていた物ですが(オリジナルはこちら)、作者のmasakiさんが、ご好意でYouTubeに掲載してくださいました。また、この情報は、「ロケットガール」などの作品で知られるSF作家であり、熱心なアマチュア無線家として知られる野尻抱介さん(JQ2OYC)の掲示板「野尻ボード」で知りました。

TNX masakiさん&JQ2OYC

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