WIRED VISION「謎の米軍施設『HAARP』、公文書が認めるその能力は」
WIRED VISIONに、現在、米軍がアラスカで行っているプロジェクト「高周波活性オーロラ調査プログラム(HAARP)」に関する興味深い記事が掲載されています。
この記事によると、プロジェクトの内容に関する米軍関係者の発表では「HAARPの主な役目は電波を作り出し、電離層を調査することだ」との事だそうですが、最近公開された同プロジェクトに関する詳細なレポートによると、
文書には、「高周波帯(VHF/UHF)での電離層横断伝播は、多数の民生・軍用の通信システム、監視システム、遠隔探査システムすべてにかかわる事象だ」と書かれている。つまり、電離層に混乱を与えることで、超短波ラジオ、テレビ、レーダー信号を意のままに無効化できるわけだ。アマチュア無線をやっている人なら知っているように、電離層の反射・屈折作用は、長距離無線の受信に大きな影響を与える。HAARPは、それを人工的に起こす唯一の手段を提供するのだ。
となっていると言う事です。
なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。
#まるで「Xファイル」(または、「フィラデルフィア計画」)のようなお話ですよね。電離層が自由に操れるのであれば、是非、珍局がQRVしている時に電離層を活性化して欲しいなぁと(爆)。
コメント
HAARPにはクラブ局があります。
コールサインはKL7ERP。
ERPというサフィックスがHAARPをあらわしていて,大変面白いです。
受け取ったQSLカードには,HAARPに設置してある短波の無線設備について,2.8~10MHzで動作する,48エレメントのフェーズドアレイ・アンテナと最大出力960kWの送信機がある,と書かれています。
なお,研究で現地に滞在したことがある,日本の電離層研究者(大学教授:ハムです。)にお話をうかがったこともあります。
Posted by JQ2GYU櫻井 at 2008年01月08日 03:19
櫻井さん、こんにちは。
>HAARPにはクラブ局があります。
あらあら、そうなんですか。
>2.8~10MHzで動作する,48エレメントのフェーズドアレイ・アンテナと最大出力960kWの送信機がある
そのクラブ局がその設備を使っていたらすごいんですが、いくらなんでもそんな事は無いでしょうね(笑)
#そのアンテナと出力だったら、3.5MHzでは無敵なような気がしますが(爆)
Posted by 7J3AOZ at 2008年01月12日 16:52