« サイパンからの日本人の運用情報 | メイン | TurboHAMLOGのVer5.09aが公開 »

2008年03月26日

NPO法人子供サポートプロジェクト主催のARISSスクールコンタクトが成功した模様

ariss.jpg

関ハムARISSプロジェクト」からの情報によると、「NPO法人子供サポートプロジェクト」によるARISSスクールコンタクト(臨時局のコールサインは8N3KRP)が、3月26日(本日)の19:40頃から「財団法人高度技術研究所(ASTEM)」ビルにおいて行われ、無事成功したと言う事です。

#成功おめでとうございます>関係者のみなさん。ARISSスクールコンタクトとは、国際宇宙ステーション(ISS、International Space Station)に設置されている、ARISS(The Amateur Radio on the ISS)機材を利用して、世界各国の少年・少女とISSの乗組員との間でアマチュア無線を使って交信すると言う貴重な経験をしてもらうためにNASA、Russian Space Agency、ESA、CNES、JAXA、CSA、AMSAT、IARUの協力により行われているイベントです。また、日本においてARISSスクールコンタクトでの通信を行う小・中学生は、特別に設置されたアマチュア局(臨時局)を使用したARISSスクールコンタクトにおけるISSとの交信に限り、電波法の法令上の特例としてアマチュア無線技士の資格を必要としません。

追記:毎日放送(テレビ)の23:50のニュースで映像が流れました。

追記:この件に関しては、「Susumuのデジタル日記」の記事「ちかまの余談・誤談」の記事「QHQの独り言」の記事でも取り上げられています。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://7j3aoz.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/6758

コメント

いつも思うのだけど、これだけのことをやって、どこまでこどもたちにアマチュア無線、科学の心が根付くのだろう。
見ている限りでは、廻りの大人の自己満足でしか無いような気がしてしょうがない。
たとえ、これがきっかけで無線に興味を持ったとしても、あとのフォローは全く内に等しいし、たとえお空に出られるようになったとしても、現状の交信の様子を聞いて果たしてすんなり入っていけるこどもがどれだけいるのだろうね。
また、アマチュア無線ではSTSやスペースシャトルと交信することはほぼ100%不可能(特殊な場合を除いて)だし、そう言ったことを親切に教えてくれる人を捜すのも大変だ(池田市などは特殊な例でしょうね)
そろそろ自己満足の綺麗事は辞めて足元をもっと見据えなければならないのじゃないのかな。
参考:森氏のブログ
http://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/2008/03/post_1778.php

上記誤字訂正
あとのフォローは全く内に等しい

あとのフォローは全く無いに等しい

今晩は。コメントありがとうございます。

>廻りの大人の自己満足

う~ん、そう言う側面もあるとは思いますが、その「満足」は、自分がアマチュア無線家として何らかの社会貢献をしたと言う部分にあるのではないかと思います。

#少なくとも、何度がお手伝いさせて頂いている私と家内は、そう言う感覚です。

それと、ARISSスクールコンタクトに関わっているアマチュア無線家は「できたら興味を持ってくれたらいいな」と言う程度で、「これをきっかけにアマチュア無線家を増やそう」と言う意識は希薄なような気がします。

これは、ARISSスクールコンタクト自体が「子供たちに体験をしてもらうために、アマチュア無線家が手伝っている」と言うスタンスだからではないかと思っています。

>あとのフォロー

私が少年の頃は、アマチュア無線は自分で興味を持って、自分で調べてする趣味でした(大人の方に良くしてもらったのは、あくまでもアマチュア無線を始めた後です)。逆に「手取り足取り」フォローをしないと、アマチュア無線をしない子は、それはそれで「そもそもあまり興味がない」と言う事のような気がします。

#実際、今はネットのおかげで、興味があれば何でも簡単に調べる事が出来るわけですしね。

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)