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2008年05月04日

JARL静岡県支部「第18回 静岡コンテスト」

JARL静岡県支部コンテスト委員会のサイトによると、JARL静岡県支部は、5月4日(本日)の12:00~20:00に「第18回 静岡コンテスト」(PDF)を開催するそうです。

このコンテストの交信相手は、静岡県内局は「全ての国内アマチュア局」、静岡県外局は「静岡県内局」、使用する周波数帯は、WARCバンドを除く1.9MHz帯~24GHz帯(10.1GHzと10.4GHzは同一バンドとして扱う)、各周波数帯の運用時間帯は、

HFローバンド:17~20時(ただし7MHzは14~20時)
VHF/UHF/SHF:14~17時
HFハイバンド:12~15時

となるそうです。

また、得点に関しては、

完全な1交信につき、1.9MHz~430MHz:1点、1200MHz:3点、2400MHz:5点、5600MHz:10点、10GHz以上:20点。
430MHz以下のバンドでQRP局と交信した場合、その交信の得点を2倍(2点)にすることを認める。
QRP局は430MHz以下のバンドでの交信の得点を2倍(2点、QRP局同士は4点)にすることを認める。
同一局と同一バンドでの交信は、電信と電話それぞれ1交信ずつ有効とする。

などのユニークな物になるそうで、さらに入賞者にはコンテストドナーによる賞品が贈られる参加部門もあるそうです。

なお、上記のサイトによると、

クラスター・各種掲示板へのUPについてお願いとご注意
 コンテスト運用局の情報をクラスターや各種の掲示板などにUPされますと、コンテストに影響を与える恐れがあります。運用情報をこれらにUPされないようお願いします。
 本人や関係者がUPされた場合は失格(またはマルチオペ扱い)とさせていただきます。
 第3者がUPされた場合でも、コンテストへの影響を考慮に入れて審査させていただきます。
 また、これらの行為をされた局は、コンテストへの妨害行為とみなし、以後の参加などを制限させていただく場合があります。
 公正なコンテストが実施できますよう、皆様のご協力をお願いします。

との事ですので、参加される方はご注意下さい。

ルールなどの詳細は、上記のリンク先をご覧下さい。

#筆者(7J3AOZ)の私見ですが、「第3者がUPされた場合でも...」と言うお願い(乃至注意)に関しては、参加者自身がコントロールできない状況で、ペナルティが科せられる可能性があるのはどうなのかなと言う気がするのですが(汗)

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コメント

白原さんのおっしゃるとおりですね。
静岡コンテストには掲示板も用意されていて、以前は熱心に参加者を増やすアイディアなども論じたことがあるのですが、あまり外部からの意見は好まれない御様子だったので、ホウホウノテイで逃げ出したことがあります。笑
私は以前に7MHzで、XYLは21MHzで優勝したこともあるのですが、それ以来参加しておりません。

櫻井さん、今晩は。

>ホウホウノテイで逃げ出したことがあります。
あらあら、それは櫻井さんらしくないような気が(笑)

コンテストにおけるインターネット上の情報利用に関しては、公平性の観点から近年さまざまな議論がされているようですが、私見としては「他人が自局の運用情報をインターネット上に公開する」のは、自分でコントロールできない訳ですから、ルールで制限するべきではないと考えています。

#そもそも、アマチュア無線のコンテストは、あくまでも「紳士協定」が守られる事を前提にしないと成り立たない訳ですから、主催者が「インターネット上の情報は利用禁止」と言うルールを設定した場合でも、参加者がこれを守る事を信じるしかない訳ですし...。

それと、個人的には「インターネットを積極的に活用して競争するコンテスト」なんかもあって良いんじゃないかなと思ったりしてます(笑)

そもそもDXクラスタはコンテストでの利用が一番最初の目的だったと聞いたこともあります。
現在でも国際的なコンテストの多くでは、単にマルチオペ扱いになるだけで、積極的に利用するやり方もされているのではないでしょうか。
ただ、白原さんのおっしゃるとおり、他人が勝手にやることまではコントロールできないという視点は常識になっていると思われます。

おはようございます。

>単にマルチオペ扱いになるだけで
そうですね。ただ、このルールは積極的に使う...と言う意味合いではなく、どちらかと言うと利用を掣肘するためのルールかなと思ってました(汗)

>常識になっていると思われます。
言わずもがな...と言う事でしょうね。

#ただ、日本におけるインターネット利用は、あまりにも「匿名性」が高いので(国際的にも有名なんだそうですね)、どうしても穿った物の見方をしてしまいがちなのかも知れません(苦笑)

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