東京ハイパワー HF/50MHz帯オールモードトランシーバー「HT-200」
8月22日・23日に、東京ビッグサイトで開催された「ハムフェア 2009」の「(株)東京ハイパワー」のブースで、新型のHF/50MHz帯トランシーバーである「HT-200」(写真は展示されていた実機)が、参考出品として展示されていました。
同ブースで配布されていたカタログによると、このトランシーバーの主な仕様は、
周波数範囲:1.8~54MHz
受信周波数範囲:0.5~54MHz
電波形式:SSB、CW、AM、FM
消費電流:送信時最大 3.5A、受信無信号時 0.5A
外形寸法:154(W)×56(H)×176(D)(突起物は含ます)
重量:1.8kg(オプション、バッテリーを含ます)
送信出力:HF 10W、50MHz 10W
受信方式:ダブルスーパーヘテロダイン
その他の機能:QRP(1W)、ノイズブランカ、PO/ALC/SWRメーター、RF-ATT/プリアンプ、スプリット機能、内蔵キーヤー
となるそうで、オプションとして内蔵オートアンテナチューナーが用意されるそうです。
なお、価格は未定との事です。
#筆者(7J3AOZ)が同ブースの担当者の方にお聞きしたところ、
(1)受信フィルターは、コリンズ製がオプションで用意される(SSB、CW用)。なお、フィルターベイは1つ。
(2)乾電池を内蔵して使用する事が可能。なお、内蔵乾電池ボックスを外して、代わりにオプションのオートアンテナチューナーを内蔵する事が可能。
(3)開発には3年あまりを費やし、特に受信性能には自信がある。但し、高級機並みの回路を使っているため、受信時の消費電力は多めになっている。
(4)発売は、来年の春には開始したい。
との事でした。実は、筆者が今回のハムフェアで一番欲しいと思ったのは、このトランシーバーでした(難しいとは思いますが、なるべくお安く出して下さいね>メーカーの方)。