「総務省電波監理審議会:PLC型式指定異議申立第18回審理」の傍聴記
草野OM(JA1ELY、月刊ファイブナイン編集長)からの情報によると、2月25日に行われた「PLC行政訴訟原告団」による電波監理審議会審理に対する異議申立の第18回審理の傍聴記が、同原告団のWebサイトに掲載されたそうです。
なお、草野OMによると、
PLCをHF帯全域に解禁するようごり押しした経団連ですが、今度は屋外での使用解禁を持ち出してきました。昨年10月政府に出した経団連の規制緩和35件のうちの最後の方の34番目に潜り込ませています。その要望内容は以下の通りです。
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既存周波数ユーザとの共存のため、以下の条件を付与した上で、2~30MHzの周波数帯においてPLCの屋外利用を認めるべきである。
A.アマチュア無線利用帯域等に対するノッチの挿入。
B.軒下(のきした)設置など設置環境に対する運用基準の導入
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ノッチを入れろということは、現行のノッチ不要の技術基準では無線通信とは共存できないと認めたに等しいものです。
もしPLC行政訴訟が起こされてなかったら、その影響は想像するだけでも恐ろしいです。
詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。
TNX INFO JA1ELY