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2012年11月30日

オランダ領シント・ユースタティウス島(PJ5)からの日本人の運用情報

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沼口OM(JH1ROJ)からの情報によると、吉村OM(JA1MZL)をチームリーダーとするチーム(沼口OM、高橋OM(JN1RVS)、丹羽OM(JN1HOW)、久保OM(JJ1CBY)、小野OM(JA1DXA)、野村OM(JJ1LIB))が、オランダ領シント・ユースタティウス島(PJ5、写真)より、下記のように運用を行うそうです。

JA1MZLをリーダーとする7名のJAオペによるぺディションが2012年12月初旬に行われる。コールサインはPJ5Jを取得済み。前半チーム4名(JA1MZL, JN1RVS, JN1HOW, JH1ROJ)は11月末から12月1日にかけて現地入りし、アンテナ設営を行った後、運用を開始する。後半チームは5名(JA1MZL, JN1RVS, JJ1CBY, JA1DXA, JJ1LIB)で、前半チームと順次交代して運用するスタイルとなる。後半チームの現地発が12月12日のため、アンテナ撤去は11日以前となる見込み。各チームはフルタイムで最低1ステーションを運用し、コンディションが開ける時間帯は2~3ステーションで同時運用する。JA-PJ5間の160mは未交信のため、初QSOが期待される。

オールバンド160m~10m, モードはSSB/CW/Digital。リグとアンプはK3+KPA500, FT450+ALS600またはTS590+IC-2KLの組み合わせ。アンテナは以下の通り。
160~80m : 18m高 Inv-L+受信用ビバレージ。
40~30m : 1/4λバーチカル, G5RV
20~10m : スパイダービーム+ 10m高スパイダーポール

運用ロケーションは、一昨年・昨年とSPチームが利用したコテージで、島の南端にそびえる標高600mの火山「クイル」の北側の山裾斜面に位置し、JA向けに開けている。海までは数キロあるが、なだらかな斜面が海まで下っており、夕日が沈むカリブ海を見おろす絶好のロケーションとなっている。オペレーター全員がDXコンテストやぺディションの運用経験があり、季節的にローバンドおよびハイバンドでJAとの多数の交信が期待される。なお、QSLマネージャーはJA1HGY間下OMが担当し、OQRSによるQSL発行を行う。また、ログは順次CLUBLOGへアップロードし、ログサーチ対応を予定している。

TNX INFO JH1ROJ

Photo from Wikimedia Commons

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