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2013年02月27日

【訃報】Pat Hawkerさん(G3VA)がサイレントキーに

ARRLのサイトのニュースによると、英国の連盟であるRSGBの終身副会長で、大英帝国勲章受章者であるPat Hawkerさん(G3VA)が、2月21日に90歳で亡くなられたそうです。

Hawkerさんは1922年生まれで、アマチュア無線を始めたのは、当時英国内で最年少だった16歳。第二次世界大戦中は「Radio Security Service(RSS)」に所属し、英国の諜報機関に関わる仕事をしていたそうです。戦後は、放送関係の仕事のかたわら、RSGBの活動に関わり、アマチュア無線・電波技術関係の書籍や記事の執筆を行なっていたそうです。

また、Hawkerさんは、1958年~2008年の50年間にわたり、RSGBの会報である「RadCom」に、隔月で「Technical Topics」コラムを執筆した事で知られているそうです。

なお、Hawkerさんは「無線通信への貢献」に対して、2006年に英国のエリザベス2世女王より大英帝国勲章(MBE)を受章したほか、同年に米国の「CQ Amateur Radio」誌の「アマチュア無線の殿堂」入りしたそうです。また、2008年には、RSGBより「長年に渡り、アマチュア無線に対する貢献と電波に関する多数の著書の執筆」に対して、同連盟の終身副会長職を贈られたそうです。

詳しくは上記のリンク先をご覧ください。

#謹んでご冥福をお祈り致します。

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