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2013年10月03日

WW II POW, Bronze Star Recipient Dorothy D. Thompson, KF5IX, SK

ARRLのサイトのニュースによると、第二次世界大戦で日本軍の捕虜となり、ブロンズスター戦功章を授与された女性であるDorothy D. Thompsonさん(KF5IX)が、9月2日に米国テキサス州で、95歳で亡くなったそうです。

Thompsonさんは中国で宣教師の娘として生まれ、米国に帰国して看護師としての教育を受けたそうです。日本軍が中国に侵攻した際に脱出した家族とフィリピンのマニラで再会したものの、フィリピンが日本軍に占領された時に抑留キャンプに収容されたそうですが、そこで看護師としての技能を活かして捕虜の看護にあたったとの事です。

その後、重度のリウマチ熱にかかったThompsonさんは、捕虜交換の際に母親とともに開放されたそうです。そして、数カ月後に米軍がフィリピンを開放した際に陸軍看護隊(US Army Nurse Corps)の一員(中尉)としてフィリピンに戻り、そこで抑留キャンプに残された父親と妹に再会出来たそうです。また、マニラでの功績により、ブロンズスター戦功章を授与されるとともに大尉に昇進したとの事です。

なお、戦後は、看護師としての仕事に打ち込むかたわら、ご主人のJack Thompsonさん(N5GTJ、SK)とともに、赤十字やMilitary Affiliate(現在はAuxiliary) Radio System(MARS)の活動に熱心に取り組んだとの事です。

詳しくは上記のリンク先をご覧ください。

#謹んでご冥福をお祈り致します。

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