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2007年04月23日

ケンウッドが新型モービルトランシーバー TM-V71シリーズを発表

tm_v71s_s.png

(株)ケンウッドのサイトによると、同社は、新型の144/430MHz帯FMデュアルバンダー「TM-V71シリーズ」(写真)を、6月下旬より発売するそうです。

このトランシーバーは、アマチュア無線とインターネットを融合させたVoIPシステムである「EchoLink」に対応する機能を装備している事が特徴だそうで、上記のサイトによると、EchoLinkのノード局に接続するためのDTMFコメンドメモリーや、コールサインのDTMFコード変換機能、さらにEchoLinkのノード局を開設するための「EchoLink Sysopモード」などを搭載しているそうです。

なお、気になるお値段は、TM-V71S(出力50W)が62790円、TM-V71(出力20W)が57540円(いずれも税込)となるそうです。

詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#う~ん、VoIPシステムへの対応が、ICOMはD-STAR、Vertex StandardはWiRES-II、KENWOODはEchoLinkと、見事に分かれてしまいましたね(汗)。ところで、このプレスリリース中で、『現在、アマチュア無線機器市場は全世界で160億~170億円ほどの規模とみられています。』とあるのですが、これは産業の規模として大きいのでしょうか、小さいのでしょうか(筆者(7J3AOZ)は、そんなにあるんだ...と言う感想なのですが)。

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コメント

売り上げを200億/年と単純化して、人件費が半分で100億/年、一人あたりの給料を500万/年とすると全世界で2000人しか雇えないですね。
人件費をもっと抑えたとしても、このレベルでは凄くニッチな産業なのではないでしょうか。

こんにちは。コメントありがとうございます。

>全世界で2000人

ICOMの従業員数が1000人弱ですので、3割くらいの方がアマチュア無線関係に関わっていると仮定すると300人程度...と考えると、全世界で2000人くらいと言うのは、あながち間違っていない試算かも知れませんね。

>凄くニッチな産業

趣味の分野として考えると、ニッチな金額では無いのかも知れませんが、産業として考えるとニッチな分野になっちゃうと言う事でしょうね。

>ICOMはD-STAR、Vertex StandardはWiRES-II、KENWOODはEchoLink

「DCL」と「AQS」って,みんな覚えているかなぁ....

今晩は。

DCLがKENWOODで、AQSがヤエスでしたっけ?

#両方とも「黒歴史」の技術になっちゃってますね(爆)。しかも、両方とも実体験は無い(QRTしてた時期の技術なので)のでした(笑)

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