平泉世界遺産登録記念局 8J7JODO
佐藤OM(JA7FKF)からの情報によると、奥州藤原氏が栄えた時代の寺院や遺跡群が、2011年6月に「平泉 - 仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」(写真は中尊寺金色堂)として、ユネスコの世界遺産に登録されたことを記念して、記念局の8J7JODOを、下記の要領で開設・運用するとの事です。
2011年7月22日発表
平泉世界遺産登録記念のアマチュア無線局開局のお知らせ
【発信元】 社団法人日本アマチュア無線連盟岩手県支部 JE7RJZ 野田尚紀
この度、平泉の文化遺産の世界遺産登録を記念したアマチュア無線特別局を開設し、平泉町をはじめ一関市や奥州市で運用を開始します。
この局には、総務省東北総合通信局から8J7JODO(エイト・ジェイ・セブン・ジェイ・オー・ディ-・オー)という特別なコールサインが割り当てられていて、8Jは日本を、7は東北を、JODOは浄土を意味するものです。
無線局の免許人は、一関市を中心として県南地区のアマチュア無線家で構成するJARLグリーンクラブ(会員56名)で、県南各地を巡回しながら、来年3月末までの間、全国各地、世界各国へ世界遺産平泉を発信します。
なお、JARL(ジャール)とは、社団法人日本アマチュア無線連盟の略称です。
また、8J7JODOと交信した相手局には、平泉の魅力を満載した特別な交信証(QSLカード;キュー・エス・エル・カード)が贈られます。
この特別局の運用開始に先立ち、以下の要領で開局式を行います。より多くの方にアマチュア無線を通じた平泉世界遺産の全国発信、世界発信の取り組みを報道いただきますよう、ご協力をお願い申し上げます。
〔開局式〕
平泉町の菅原正義町長(アマチュア無線技士免許保有者)がマイクを握り、記念すべき第一声を発して、初交信を行います。
日時:7月25日(月) 午前9時30分
場所:平泉町役場庁舎 町長室
使用予定周波数:145MHz FM
TNX INFO JA7FKF
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