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2012年07月31日

総務省がアマチュア無線局の手続きの簡易化に関するパブリックコメントを募集

総務省のプレスリリースによると、同省は、「『電波有効利用の促進に関する検討会 中間とりまとめ(案)』に対する意見募集」(パブリックコメント)を開始したそうです。

同案の資料(別紙1、PDF)の「1.電波有効利用を促進する柔軟な無線局運用 (1)免許局の規律の簡素化 」(5ページ)において、

 昨年末、携帯電話等の加入契約数が初めて我が国の人口を上回るとともにスマートフォンやタブレット端末等の急速な普及に対応し、携帯電話基地局等の無線局数も増加している。

 無線局の免許には、1局ずつ個別に免許を受けるもののほか、同一規格の無線局について、複数局を一つの免許とする包括免許制度がある。

(中略)

 なお、東日本大震災では、アマチュア無線が有効に活用され、その意義が改めて見直された。アマチュア無線局については、複数の周波数帯が使用可能であるが、それぞれ使用する帯域を増やすごとに、利用する周波数の追加や空中線電力の変更申請が必要であり、アマチュア無線の利用者からは、負担軽減のために手続の簡素化の要望が出ている。

 これに応えるため、アマチュア無線については、無線従事者資格に応じて一定の範囲の周波数、出力等の変更を簡易な手続で可能とすることについて検討する必要がある。

と掲載されており、同案ではアマチュア無線局の(いわゆる)包括免許化の検討が必要であると言う内容になっていると思われます。

なお、パブリックコメントへの意見提出期限は7月31日の正午(必着)となっているそうです。

詳しくは上記のリンク先をご覧ください。

#これを受けて、JARL(一般社団法人 日本アマチュア無線連盟)からも何らかの動きがあると思われますが、みなさんもぜひパブリックコメントに意見をお寄せ下さい。

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コメント

本日、電波有効利用の促進に関する検討会の第7回会合に行ってきました。(第1回目も傍聴しています。)
この委員会は、委員のキーマンの方や総務省の担当官などにも熱心なアマチュア無線家がいらっしゃるんですよ。(私のことをご存じの方もあって、驚きました。笑)
今日の会合ではパブコメの結果についてでしたから、アマチュア無線関係についてもきちんと報告がありました。
JARLからはどなたか傍聴されていたのでしょうか?(第1回目の会合にはJARL関係者はいらっしゃいませんでしたが。)

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