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2007年05月10日

CQ出版社の新刊「インターネット・アマチュア無線―無線によるIP電話EchoLinkで交信を楽しもう!」


インターネット・アマチュア無線―無線によるIP電話EchoLinkで交信を楽しもう!
CQ ham radio編集部
CQ出版 (2007/05)
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CQ出版社のサイトによると、同社は新刊の「インターネット・アマチュア無線―無線によるIP電話EchoLinkで交信を楽しもう!」を、5月2日に発売したそうです。

同社のサイトによると、同書の内容は、

コードレス電話機をIP電話につないで通話するがごとく,無線機をインターネットに接続して通信するVoIP無線と呼ばれるシステムがあります.それはSkypeパソコンのヘッドセットを無線機に置き換えてワイヤレス化したようなものです.無線機を使うため専用ソフトが必要ですが,アマチュア無線用にフリーソフトとしてEchoLinkがあり,世界で十数万のユーザーに利用されています.このシステムを稼働した家から電波の届く範囲ではハンディ・トランシーバで手軽に世界と通信することができます.しかしソフトの解説は英語Webのため,日本語による「EchoLinkハンドブック」が望まれていました.そこで本書はそのニーズに応えてセッティングから応用までを詳細解説しました.

との事です。

なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#KENWOODからEchoLinkに対応した新型トランシーバー「TM-V71」も発売されましたので、タイムリーな書籍ではないでしょうか。ところで、VoIPを利用したシステムにおけるノード局は、(D-STARレピータを除いて)どうしても周波数の占有と言う問題が付きまとう訳ですが(これはパケット通信が盛んに行われていた頃にもありましたね)、やはり利用者のマナーによる問題が発生しているようです(こちらの記事をご参照下さい)。「○×のノード局だから、周波数を空けろ」などと言う運用は、最終的にVoIPを利用したアマチュア無線の健全な発展を阻害する事になりますので、お互いにアマチュア無線のマナーを守った気持ちの良い運用を心がけたい物ですよね。

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コメント

ノード局問題のブログ読ませていただきました.最初の言い方さえ間違わなければ,こんなことは起きなかったのでしょう.

「どいてください」ではなく,理由を説明したうえで「QSYをお願いできませんでしょうか」と言えば,丸く収まったのでしょうね.

もちろん,ほかに空き周波数がなければ,こんなお願いをするのは間違っている,ことは言うまでもありません.

相手の気持ちを考えるという,人間関係を築く為の基本的なことを,まず行って欲しいものです.

DX周波数でもよくあるトラブルなので,同じことが言えるでしょう.

#(筆者注)Typoと思われるところを修正しました。すまん(笑)>EBU

まいどです。

>丸く収まったのでしょうね.

まあ、丸く収まったかも知れませんし、「なんで、先に使っているのに、こちらがそちらの都合に合わせてQSYしないといけないんですか?」となったかも知れませんね(苦笑)

#まあ、最初から丁寧に「申し訳ありませんが、こちらは周波数を動かす事が出来ませんので、大変お手数をおかけしますが、QSYをお願い出来ませんでしょうか」...だったら、私なら快くQSYするとは思いますが。

>相手の気持ちを考えるという,人間関係を築く為の基本的なことを,まず行って欲しいものです.

まったく仰るとおりですよね。某ノード側は、「広い430MHz帯なんだから、どこかにQSYしてくれよ」と言いたいのかも知れませんが、それはあまりにも自己中心的な考え方だと思います。

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