「T-Rexのひとりごと」の記事として、先日、光ネットワークス(株)より販売が開始された、ホームプラグ規格を使用した韓国製PLCモデム「CNC-1000」を使用している状態で、Vertex StandardのFT DX9000でPLCノイズを受信したレポートが掲載されています。
同記事によると、
ませ1りすかのblogに書いてあるような、「アマチュア無線バンドでの出力 レベルは受信機内部の熱雑音以下のレベルであり、アマチュア無線 の通信に有害な混信を与えません。」とは到底思えないレベルです。
との事です。
詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。
#筆者(7J3AOZ)の個人的な感想としては、「こりゃ駄目だ...」と言う気がします。原さん(JA1AN、JARL会長)の先日の西日本ハムフェアでの談話(「ちかまの余談・誤談」の記事による)では「都会の雑音の多いところだけではいかんと思い,静かな土地でのテストもしてもらった。あちこち 100個所くらいで調べてもらったが,皆さん「意外に静かだなぁ」ということで,これでよかったのだなぁと思った次第」と言う事なのですが、100歩譲って松下のPLCモデムではそうだったとしても、今後他の製品も出てくる訳ですから、やはりJARLの判断は拙速に過ぎたのではないかと考えています。
追記:同Weblogのこちらの記事によると、この製品は、日本のPLC業界団体であるPLC-Jのガイドライン(自主規制)に(すら)従っていない(韓国企業が製造元のため、PLC-Jに参加していないため)そうで、堂々と「PLC-Jによる自主規制対象外の製品(国の基準値適合)ですから、PLC本来の高性能を発揮します。」と謳っているそうです。やれやれとほほ(苦笑)