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2007年02月22日

「ビッグ・ディッシュ・プロジェクト」の小・中学生向現地見学会

「Welcome to JA5FNX's Place」の記事によると、業務をKDDI山口衛星通信センターに集約する予定である、KDDI茨城衛星通信センターのカセグレン・アンテナ(IBA-4)を利用したEME(月面反射)通信実験「ビッグ・ディッシュ・プロジェクト」(特別局のコールサインは8N1EME)の、小・中学生向特別枠の現地見学会が、3月3日の14:00~18:30に行われると言う事です。

同記事によると、

 ビッグ・ディッシュ・プロジェクト見学会の小・中学生参加希望者を、保護者を含め52名限定で募集いたします(アマチュア無線の資格の有無は問いません)。
 宇宙や衛星に興味のある小・中学生の皆さんのご参加を心よりお待ちしています。

 当日、必ず保護者1名を同伴して来所していただくことが参加の条件となります。
 また見学会場までの交通費などは、すべて参加者のご負担となります。
 応募者多数の場合は、先着順(申し込みメールのタイムスタンプで決定します)とさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
 また、参加は地元の小・中学生を優先させていただく場合があります。

と言う事で、参加者募集の締切は2月26日(但し定員に達し次第、締め切り)との事です。

申し込み先などの詳細は、上記のリンク先をご覧下さい。

CW受信・送信ソフトウェア「Digital Sound CW(DSCW)」

DSCW.png

「どこでも移動し隊 ♪♪ JGφAXT/KenのBlog」の記事によると、かねてからベータテストが行われていた、高木OM(JA3CLM)作成のCW受信・送信ソフトウェア「Digital Sound CW(DSCW)」(写真)の一般公開が始まったそうです。

なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#作者の高木さんは、定年退職後にこのソフトウェアを開発されたそうです。素晴らしいですね。CWの受信が苦手な方や、現在CWの初心者の方は、このソフトウェアを活用されて見てはいかがでしょうか?

追記:高木さんより「画面が以前のバージョンの物です」とご指摘を頂きましたので、早速、現行バージョン(1.0.8)の物に差し替えさせて頂きました。

TNX JA3CLM

W5YI-群馬チームが「VEのためのセミナー」を開催

w5yi_logo_gunma.jpg

三宅OM(JF1OCQ、W1VX)からの情報によると、米国のアマチュア無線資格試験を日本国内で行っているVE(Volunteer Examiner、ボランティア試験官)チームである「W5YI-群馬チーム」が、4月14日の13:00~17:00に、前橋市第二コミュニティセンターにおいて「VEのためのセミナー」を開催するそうです。

同サイトによると、

既にVE資格をお持ちの方でも、また試験に際してVE Manualを精読すると云う原則を充分に承知されていたとしても、実際にVEC試験について系統立てて学習 、習熟する機会を持てなかった方が多いのではないでしょうか。
当チームはまだ始まったばかりのチームなので、新しくVE資格を取ったチームメンバー向けにW5YI VE Manualの全日本語訳を使用して、VEC試験の 円滑な手順をチーム全体で一緒に学習する機会を設けました。
座学形式でVE Manualの最初から最後まで全日本語訳で解説しますし、試験の準備からすべてのペーパーワーク、NCVEC605など必要書類とそのポイント、また記入方法も例示します。

ARRL-VECとは書類の形式などに相違点がありますが、当然ながらVECとしての基本的な作業はW5YIも変わるところはありません。
時間に余裕があればそれらについても比較してご説明します。

と言う事で、三宅OMによると、「元々は群馬チームのVEのクオリティの向上が目的だったのですが、他チームでも希望者がいらっしゃれば公開する事に致しました」との事です。

また、受講受付はW5YI-群馬チームの開催する米国FCC試験にボランティアとして参加される方が優先されるそうですが、その他の方でも定員に空きがあれば参加できると言う事です(但し、米国のアマチュア無線資格をお持ちの方に限られます)。

なお、参加料は500円(テキスト代(700円)、昼食代(500円)は希望者のみ別途)、参加定員は15名程度で、事前の参加申し込みが必要だと言う事です。

詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

TNX INFO JF1OCQ

Swains Island DXpedition

SOUTHGATE Amateur Radio Clubのニュースによると、4月4日~15日に、下記のメンバーによるSwains Island(KH8/S) DXpeditionが行われるそうです。

YT1AD、K1LZ、K3LP、K6SRZ、N6TQS、RA3AUU、RK3AD、RU4SU、SV2BFN、UA4HOX、UR0MC、YU1AU、YU7NU、YZ1BX、YZ7AA、YU1DX、YZ1EW

なお、現地で使用するコールサインはN8S、現地では6つの運用サイトからの同時運用を行う予定で、運用する周波数帯/モードは、160m帯~2m帯のCW、SSB、RTTY、SSTV、PSK31になるそうです。

また、このDXペディションに引き続いて、4月16日~19日にTokelau Island(使用するコールサインはZK3A)、4月20日~24日にSamoa(使用するコールサインは5W5AA)より運用を行うと言う事です。

詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#Swains Islandは、昨年DXCCのルール変更により、新たに337番目のDXCCエンティティとしてリストに加えられています。なお、「世界飛び地領土研究会」に、Swains Islandが何故個人所有なのかと言う、興味深い話が掲載されています。

JARL Web「News Flash」が更新

JARLのサイトの「News Flash」が更新されています。

第48回科学技術週間(4月16日~22日) 各地の科学関係機関や研究施設でイベントが実施されます

日刊スポーツのサイトに8J1RLの件が掲載

「JL3CRS Official Blog」の記事によると、日刊スポーツのサイトの記事「ニッカンスポーツ・コム南極版/最後にコウテイと遭遇」で、南極昭和基地のアマチュア無線局である8J1RLの件が掲載されていると言う事です。

なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#同サイトには、現在南極に派遣されている第48次日本南極地域観測隊隊員の一人である若生さん(JH7QLR)が、8J1RLを運用している写真も掲載されているようです。

CWトレーニングプログラム「RufzXP」が1.1.0にバージョンアップ

rufz.png

MS-DOS版のCWトレーニングソフトウェアとして一世を風靡した「RUFZ」の、Windows対応版である「RufzXP」(写真)が、Ver1.1.0にバージョンアップされているようです。

なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

「ビッグ・ディッシュ・プロジェクト」のアンテナ設営が完了

JARLのサイトによると、業務をKDDI山口衛星通信センターに集約する予定である、KDDI茨城衛星通信センターのカセグレン・アンテナ(IBA-4)を利用したEME(月面反射)通信実験「ビッグ・ディッシュ・プロジェクト」(特別局のコールサインは8N1EME)の、144、430、1200MHz帯のフィードの設置が2月17日に完了したそうです。

また、2月18日には、IBA-4を使用した試験電波の発射も行われ、通信センター内の他の設備への影響が出ない事も確認されたと言う事です。

詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#着々と準備が進んでいるようですね。筆者(7J3AOZ)は、この世界にもあまり例を見ないプロジェクトの成功を祈念しております。なお、同プロジェクトには多額の費用がかかるため、現在カンパを募集しているそうです。みなさまのご協力をお願い申し上げます。

追記:「Welcome to JA5FNX's Place」の記事に、工事の模様を撮影したビデオが掲載されています。

追記:工事の模様を撮影したビデオをYouTubeに投稿されたようですので、こちらにも掲載させて頂きました。

追記:2月17日の工事の模様が、「Kony のお部屋」に掲載されています。

遅くなりましたが2/17の工事風景です part1
2/17の工事風景です part2
2/17の工事風景です part3