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2007年05月10日

当ニュース左サイドバーの「交信したいエンティティは?」アンケートの結果

当ニュース左サイドバーで行っていた「交信したいエンティティは?」アンケートは、下記のような結果になりました。

1位:KP1(NAVASSA) 44票(28%)
2位:KP5(DESECHEO) 38票(24%)
3位:7O(YEMEN) 31票(20%)
4位:P5(NORTH KOREA) 23票(14%)
5位:BS7(SCARBOROUGH) 7票(4%)
6位:3Y/B(BOUVET) 4票(2%)
7位:VK0/H(HEARD ISLAND) 3票(1%)
8位:ZS8(MARION ISLAND) 2票(1%)
9位:VU7(LAKSHADWEEP) 1票(0%)
9位:FR/G(GLORIOSO) 1票(0%)

#来年はBS7は暴落しているでしょうね。ところで、3Y/BやVK0/Hにあんまり票が入っていないのは、日本ではすでに交信済みの方が多いと言う事なのでしょうか。

JARL大阪府支部「非常通信訓練ロールコール」

当クラブの田中OM(JR3QHQ、JARL大阪府支部長)からの情報によると、JARL大阪府支部が行っている「非常通信訓練ロールコール」の5月10日(本日)のキー局は、大阪国際交流センター ラジオクラブ(JI3ZAG)が運用を行っている、大阪市・サンフランシスコ市 姉妹都市締結50周年記念局の8J3SFが行うそうです。

なお、ロールコールは21:00より、145.50MHz(非常通信用周波数、FM)で行われるそうで、ロールコール終了後に時間があれば、短波帯での運用も行うそうです。

TNX INFO JR3QHQ

JARL関西地方本部「関西VHFコンテスト」

JARL関西地方本部主催コンテストのサイトによると、5月12日の21:00から5月13日の12:00にかけて、「関西VHFコンテスト」が開催されるそうです。

このコンテストで使用する周波数帯は、28MHz帯以上の各アマチュアバンド、交信相手局は3エリア内の局は日本国内のアマチュア局、3エリア外の局は3エリア内の局となるそうです。

また、同サイトによると、

1.個人局/社団局 の区別を,シングルオペ/マルチオペ のくくりにしています。
個人局でもゲストオペによる複数人での運用は,マルチオペ になります。
社団局を個人でオペレート(運用に関わる一切の作業を一人で行う)したときは,シングルオペ になります。
2.一人で複数の局をオペレートしたときのログの提出に関する制限を明記しました。
・ シングルオペが複数のコールサインで書類を提出することはできない
・ マルチオペとして参加した人が,同一地点において他の局で参加することはできない。したがって,そのマルチオペ局の得点とすることも,書類を提出することもできない。

と言う特別な注意事項とお願いがあるそうです。

ルールなどの詳細は、上記のリンク先をご覧下さい。

千葉県流山市に新たなD-STARレピータが開設

水島OM(JA3VAP、JARL次世代通信委員)からの情報によると、JARLが推進しているデジタル通信システム「D-STAR」のレピータが、4月30日に千葉県流山市に設置されたそうです。

このレピータのコールサインはJP1YJR、名称は「流山レピータ」、周波数は439.09MHz、モードはDV(デジタル音声)のみとなっているそうです。

なお、水島さんによると、

主に首都圏北部をカバーしておりますので、多数の利用が見込めるとみています。この地域でD-STARを始めてみたいと思われているかたに、ぜひお伝えください。

との事です。

#このレピータは、CQ誌に水島さんが連載している「D-STAR Infomation」で、設置の手続きから実際の設置までの状況が報告されている物だと言う事です。

TNX JA3VAP

CQ出版社の新刊「インターネット・アマチュア無線―無線によるIP電話EchoLinkで交信を楽しもう!」


インターネット・アマチュア無線―無線によるIP電話EchoLinkで交信を楽しもう!
CQ ham radio編集部
CQ出版 (2007/05)
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CQ出版社のサイトによると、同社は新刊の「インターネット・アマチュア無線―無線によるIP電話EchoLinkで交信を楽しもう!」を、5月2日に発売したそうです。

同社のサイトによると、同書の内容は、

コードレス電話機をIP電話につないで通話するがごとく,無線機をインターネットに接続して通信するVoIP無線と呼ばれるシステムがあります.それはSkypeパソコンのヘッドセットを無線機に置き換えてワイヤレス化したようなものです.無線機を使うため専用ソフトが必要ですが,アマチュア無線用にフリーソフトとしてEchoLinkがあり,世界で十数万のユーザーに利用されています.このシステムを稼働した家から電波の届く範囲ではハンディ・トランシーバで手軽に世界と通信することができます.しかしソフトの解説は英語Webのため,日本語による「EchoLinkハンドブック」が望まれていました.そこで本書はそのニーズに応えてセッティングから応用までを詳細解説しました.

との事です。

なお、詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

#KENWOODからEchoLinkに対応した新型トランシーバー「TM-V71」も発売されましたので、タイムリーな書籍ではないでしょうか。ところで、VoIPを利用したシステムにおけるノード局は、(D-STARレピータを除いて)どうしても周波数の占有と言う問題が付きまとう訳ですが(これはパケット通信が盛んに行われていた頃にもありましたね)、やはり利用者のマナーによる問題が発生しているようです(こちらの記事をご参照下さい)。「○×のノード局だから、周波数を空けろ」などと言う運用は、最終的にVoIPを利用したアマチュア無線の健全な発展を阻害する事になりますので、お互いにアマチュア無線のマナーを守った気持ちの良い運用を心がけたい物ですよね。

毎日新聞「住まいナビ:最近よく聞く、PLCって何。」

「JA1AVHの独り言」の記事によると、毎日新聞の5月10日付朝刊(東京版)に、「住まいナビ:最近よく聞く、PLCって何。」が掲載されたそうです。

毎日新聞の記事によると、

◇「電波漏れ」の懸念も

 一方、PLCに使う高い周波数帯は、宇宙からの電波観測などにも利用されている。電力線は高周波数の電気信号を通すことは想定外だったため、「電波漏れ」による他の無線通信への影響が指摘され、総務省は許容値を設けた。しかし、アマチュア無線愛好家らは「電波妨害の恐れがある」とPLC解禁の取り消しを求め同省を提訴している。

との事です。

詳しくは上記のリンク先をご覧下さい。

「HF-PLC Watching Site」の記事によると、大阪産業大学が「他の機器への障害の恐れがある上に、すでに学内に無線LAN環境も構築済みなので導入する意味が無い」との事で、PLCの使用を禁止したそうです。毎日新聞の記事中でも、コストが無線LANの倍以上かかるのが問題であると指摘されていますね。

野尻OM(JQ2OYC)の「ロケットガール」第十一話の放送は今夜です


私と月につきあって
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野尻 抱介
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SF作家であり、熱心なアマチュア無線家として知られる野尻抱介さん(JQ2OYC)の作品である「ロケットガール」のアニメーション第十一話(「mission11:ターンスタート」)が、5月11日の00:00(今夜)よりWOWOWのノンスクランブル枠(無料でどなたでも視聴可能)で放送されます。

#どうぞお見逃し無く。